パート転職体験談に学ぶ成功のコツ

パートが転職する際に仕事が合わないことが転職の原因なら、次の仕事を探す前に「なぜ合わなかったのか」を掘り下げる必要がある。よく耳にする体験談によると「電話が苦手で、かけるのも取るのもストレス」「接客が苦手」といった明確なことが原因で、転職を決めた方が多くいるようだ。苦手なことを自覚している場合、それを避けるのも一つの手かもしれない。

何が苦手かはっきりと分からないときは、得意なことから探っていく方法もある。自分を客観的に見て自己分析ができれば、自分に合う職種が見つかりやすくなりミスマッチを防げる。自分を知るには、家族や友人などの第三者にアドバイスをお願いしたり、民間の人材支援サービスに登録したりするのがおすすめの方法だ。

パート転職を成功させるには、タイミングも重要だ。辞めたい気持ちがあっても言い出せない方が多くいるなか「入職から間もない場合はすぐに辞めることを勧める」という方もいる。たとえば数字の入力ミスが続き、このままでは会社に大きく迷惑をかけると判断したとのことだ。

仕事に慣れたころに退職すると、会社側はまた新人教育からのスタートになりダメージを受ける。特に、入職から数年経っている場合、退職は会社にとって大きな痛手になる。入職してすぐに辞めるのはベストとは言い切れないが、時間が経つとこのようなトラブルもあるので早めの決断も大切だ。次の方に十分な時間をかけて引き継ぎをして、気持ち良く転職できるようにするためにも、辞める1か月前までには退職を申し出るのが望ましいだろう。